10 01 27

今年1月からはじまったBasic Program_2。

Basic Program_1では、旬のCOBOを育てる方法を
じぶんの五感で、いまビンの中がどんな状態か見分ける力をつける。
日々、野生の菌とのコミュニケーションができるようにする。
蔵や専門家の世界のブラックボックスに閉じこもってしまった
菌の世界を誰もが日々オープンに関われるようにできるプログラム。
他の生きものと同じような生きもの感覚を身につける入り口です。

Basic Program_1を終えて菌と関わる知恵を知ったら、
Basic Program_2では、日々の暮らしや食卓にどんな風に
取り入れたらよいかを、できるだけ具体的に身につけていきます。
毎日のCOBOごはんのレシピをウエダ家の料理法で一緒につくります。

実際にひとりひとりが育ててきたCOBOをテイスティング。
COBOのあまみ、うまみの特徴をどんな料理に向いているのか、
ウエダ家のヨシミやスタッフのアドバイスを受けながら、調理します。
COBOをおいしく育てることができたら、
あまりにも簡単な調理法と、いつもの料理を超えたおいしさに
発見と感動を覚えます。口の中だけではなく、
からだ全体がおいしいと喜ぶってこういういこと、と気づかされます。
COBOが自分と家族をつなぐ、ひとつの柱となる日も近いはず。

昨日は、Basic Program_2の第2回目で、
育ててきた昆布COBO、みかんCOBOをお互いのCOBOを
意見交換しながら、テイスティングしました。
昆布の生きものとしての特徴や日本食のだしの代表となった経緯、
昆布COBOと昆布水だしとの違いをレクチャー。
水だし昆布は1日だけしか使えないですが、
昆布COBOは冷蔵庫に入れて置けば一ヶ月でも使う事ができます。
昆布の種類やビンに入れている時間によって、
うまみの濃度も違ってくること、
なぜ、雑味がでなくなるかなどを五感で感じていただきました。

みかんは、とても日本人にとってなじみ深い果実です。
ほかの柑橘類に比べて、どうしてこんなに受け入れられたのかは
ワケがあるはずです。みかんは野生の乳酸菌のとの出会いによって、
驚きの発見がありました。その魅力を解き明かし、
みかんCOBOのパン、そして料理の活かし方に新たな世界を
感じていただきました。

昨日料理したレシピは、
山形おきたま興農舎の無農薬玄米を羅臼昆布COBOで
やわらかく炊いた「昆布COBOの炊き込みごはん」。
北海道の自然食品店「あしたや」さんからいただいた
無肥料ジャガイモなどを使った「長ねぎと昆布COBOのスープ」。
くせの少ない日高昆布COBOを使ってうまみのベースにしました。
そして写真の、「えびの白菜ロール みかんCOBO蒸し」の3品。
いつも食べ慣れたみかんが、こんなうまみ世界に変わるのかと、
生徒さん一同不思議、納得、感動しながらの講座となりました。

COBO生活は、自然に敬意をはらい、生きものシステムに興味を感じ、
菌に働いてもらい、人は手を貸すだけという、いままでの料理世界とは
違った発想と考え方です。
しかも野生の菌となかよくすれば、手間がかからず、
とてもシンプルに料理ができるようになるというのが特徴です。

17:03 UEDAKE|COBO School|mail