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無農薬の青大豆畑をこの眼で見たかった。

来年10月発売予定のCOBOみそ。
マルカワみそさんに木桶で長期熟成発酵、しかも天然麹の
昔ながらのみそづくりに、ウエダ家の昆布COBOの乳酸菌に
はたらいてもらう、これ以上考えられないぜいたくな醸造みそです。
先月の29日、福井県越前市にある「マルカワみそ」の蔵を訪ね、
仕込みのお願いをしてきました。
30日、マルカワみそ蔵のある武生駅から、一日に5本あるかないかの
小さな二両のジーゼルエンジン機関車で、いくつもの山を越え、
一時間以上揺れたところに、越前大野駅がありました。
小さな美しい城下町があり、そこから30分もすぎると、
ごらんのような大大豆とも青大豆ともいわれる畑や、そば、大麦、
里芋の畑が360度広がっていました。
瓦屋根の伝統的な住まいが点々と遠くに見えます。
いわゆる看板がひとつもなく、江戸時代から永々とつづけられてきた
近代の波にあまり影響を受けていない農の営みの風景がありました。
無農薬の青大豆は、この越前大野に住む上田輝司さんご一家が、
江戸時代から、えらばれつながれてきた貴重な在来の地大豆です。
一般市場では、みそ汁の色がきれいに見えるからといって、
みそは黄大豆と決まっているようで、青大豆は相手にしてくれません。
でも、青大豆で仕込んだみそのほうが味がおいしいというのは
どの農家さんでも知っているそうです。
受け継いできた青大豆を誇りを持ってつないできた越前大野の農民は
市場からの要求に負けること無く、いわば反骨精神でもって、
江戸時からの伝統を守ってきています。
しかも無農薬で栽培するとなると、雑草との戦いの場ともなります。
雑草と青大豆が入り交じった畑となり、当然収穫量が少なく、
手間もかかり、どうしても高くついてしまいます。
そうすると、安い輸入大豆に押されてしまいます。
それでも、ウエダ家としては最高においしいみそをつくりかったので、
200kgの青大豆を栽培してもらいました。
野生の菌が喜ぶ環境をつくれば、
それだけ免疫力をあげる、おいしいみそができるわけです。
約50m四方の雑草のような
青大豆の畑をこの眼でみたかったので、遠い場所にある畑を
訪ねてきました。
皆さん、おいしいみそを待っててください!

19:30 UEDAKE|l. COBOみそ|mail